きょうは、どうやったら効果的に会話を聞き取って理解することができるのか?ということを勉強しました。それにはコツが4つあるようです。
英語のリスニング力を上達させる4つのコツ
聞いていることを理解するための4つの方法がこちらの動画で紹介されています。
1. Don't think just listen
Don't think, just speak!にも似ていますが、ちょっと違って、ここでは何が言いたいのかというと、「聖徳太子でもない限り、複数の会話を処理することなんてできないよね!」ということ。
つまり、頭の中で考えつつ聞くということは、2つの会話を同時に聞いているようなものです。だから、考えないで聞くことに集中しよう!ということです。翻訳しながら聞かない。ということだと思います。それは、頭の中で日本語で話すあなたと英語を話している話し手の二人が話しているのを聞いているわけだから。
動物の鳴き声を聞いて、これはなんだ?と分析したり考えたりする間もなく、これは「犬だよなぁ」と認識して聞いていますよね。「聞いて」+「分析(翻訳)して」=「理解する」のではなく、ただ「聞いて」=「理解する」ということですね。ただ、これをやるには練習が必要ですので、3が必要になってきます。(まぁ、そもそもこれができればリスニング力をあげたいとは思わないわけなのですが…というかこれがリスニング力でわ…^^;)
2. Ask questions
質問をすること。誰かが話しているのを10分も聞けば飽きてきてしまいますよね…そうすればなおさら容易に情報を聞き漏らしてしまいます。だから、相手に質問をしましょう。質問をして相手が話していることを分解することで理解を助けます。
さらにそうすることで、長い話を聞かなくて済むようになります(笑)。質問することでインターバルを入れつつ理解を深めることができるんですね。質問するということは何かしら関連のあることを聞かないといけなくなるので、これをするだけで、60-80%くらいは内容が分かるようになるはずということです。
しかし、これら(1,2)をやるには少々練習がいります。
3. Home practice
家で出来る練習です。
字幕なしで映画を見ること。
いきなり字幕なし!?と私も思いました。確かに始めはショックですが、(この先生の生徒もどう僕らに学べっていうの?と言ったみたいですが…)1,2週間もすれば生徒の多くは映画の50-60%は理解できるようになり、2か月後には80%は分かるようになるとのこと!中には自分で映画館に行って、字幕なしで映画を見る!生徒も出始めるほどだとか。習うより慣れろ、ですね。
字幕が好きではない理由としてあげられているのは
「口の動きと字幕が一致しないこと。」
確かに、実際に話すときに、そんなもの(字幕)なんて存在していませんからね…。納得の理由だと思います
そしてもう一つ、2-3語、5以下の言葉に分解すること。そしてそのカタマリを繰り返し練習すること。少なくとも3回、10回くらいは練習する。そして、それを「書き出す」事をします。出ましたね、聞き取って書きだす。ディクテーションとも言います。私はこれ言われずにやっていたんですが、効果的なんですねー。そして、書き出したら、初めて字幕を出してみて比較チェックしてみてください。そして聞き落していたものが合ったら、そこを重点的に聞いてみましょう。自分が認識できるレベルまで分解して練習してみましょう。
そしてもう一度聞き返してみると、驚くほどに聞けるようになっているはずです。ここでも話しましたが、異なった動画を数こなすよりは、一つの動画を完璧に聞きこなせるようになったほうがいいらしいです。
4.Close your eyes
最後に。目を閉じて聞いてみる。これは五感のうちの1つ目をシャットアウトすることで、聞く力が上がる、というものですね。科学的にも感覚を一つ閉じることで他の感覚の能力が上がることが分かっています。
目を閉じて聞いてみると、聞き取れる情報が増えるかどうか試してみましょう。私はあまりやったことがないので興味深いですね~。夜寝ながら聞いてみるといいかもしれませんね。
オマケ1:メディアを見る順序
メディアを見る際のおすすめの順序についてご紹介します。
- キッズプログラム
⇒子供向けなので、難しい言葉はないし、ゆっくり大きな声で話してくれる。個人的にはディズニー映画とか良いと思います。 - TVプログラム
⇒ 特にコメディ番組は、早く話さないし、短意のでおススメ。フルハウスとか好きだったなぁ。これはドラマになるのだろうか?Youtubeにありました時間のあるとき見よう^^
- アクション映画
⇒バカな人向けに作られているから(笑)と言っていましたが、実際、あまり考えたくないときはアクション映画っていいですよね^^;そして難しい言葉は全て説明してくれるからよいのだそうです。 - ドラマ
⇒言葉は難しめのものが使われて洗練されているので、それを自分で理解しないといけないので、リスニングの練習には最適。英語のドラマっていうと、何かなぁ…。
これとか結構メジャーどころみたいです。Friends。これも今度時間のあるときに見てみよう^^
- ダークコメディ
⇒言葉遊びがあるから。それがどのように使われているのかを理解する必要があるため言語学習に向いている。確かに、ウィットのきいたジョークとか使われていて、聞き取り以外にも勉強になりそうですね。
映画がお勧めなのは、実際の生活に近いからです。これを踏まえて、1(考えずに聞く)ができれば、会話をすごく理解できることに気づくでしょう。
オマケ2:大事な情報の見分け方
会話の中で、聞き取るべき重要な情報とは、主に以下の5つです。
- 時間(times)
- 日付(dates)
- 数字(numbers)
- 名前(names)
- 住所(addresses)
個人的には5W1Hも大事だと思います^^が、ここで言いたいのは固有名詞を逃さないということかな?と思いました。ちなみに5W1Hは以下です。
- いつ(When)
- どこで(Where)
- だれが(Who)
- なにを(What)
- なぜ(Why)
- どのように(How)
さらに文法的には、大事なものには以下の単語がくっついていることが多いです。
- never,
- always
- must
- should
- most, best
だからこういった単語がくっついた情報には特に注意を払っておくとよいでしょう。
まとめ
会話を聞き取る力を上げるコツについて紹介しました。
- 考えずに、聞く(頭の中で考えていたら2つの会話を聞くことになる)
- 質問をする
- 映画を聞いて練習する(字幕なし)
- 目を閉じて聞く
私も、分からなくても英語で動画を見るようにしていたら、結構慣れて、なんだか分からないけど(笑)内容を受け取れるようになってきたと思います。やはり英語だけを聞くということに抵抗というか、おっかなびっくりなところがあるんでしょうね。もっと分解して、しっかり聞いていけば、もっと聞く力がアップするかな?と思いました。