昨日は、語彙力を増やす方法についてまとめました。今日は、どうやったらそれをより簡単に、早く覚えられるかな(覚えていられるかな)?というところにフォーカスしたいと思います。
だって単語帳ってなんだか単調ですよね。しかし私は今まで単語帳の形式を疑ってみたことなんてなかったんです。単語があって、意味があればいい、と。しかし、今回紹介するのは、単語帳を、「マインドマップで作ってしまえ!」というもの。なんと斬新!でもこれ、いいです。


今回は黒人の男性のレクチャーから。


マインドマップを使ってマインドマップの説明をしているので、最初は何を言っているのかよく分からなかったけど(笑)

マインドマップとは

本章に入る前に、マインドマップとは何かについて簡単に触れておきたいと思います。

マインドマップとは(wikipedia)(図あり)
マインドマップはトニー・ブザン(Tony Buzan)が提唱した思考・発想法の一つ。頭の中で起こっていることを目に見えるようにした思考ツールのこと。

マインドマップを書いている様子の動画がこちら。

私もこれは数年前に知り、自分のアイデア出しのときなどに使っています。
何が良いのかというと、ブレインストーミングに似ていて、連想式なので、芋づる式にどんどんアイデアが出る上に、網羅的に書き出せるので書洩らしがないこと、書き足していくことも可能なので、どんどん育てることもできます。(アイデアを出すときに限って言えば、定期的に書き直すことをお勧めしますが…)

マインドマップについて学び始めると、それだけで本が書けてしまうレベルの話になってしまうので、とりあえず「アイデアを見える化して関連付けて俯瞰できるもの」だと思っていてください。

これを単語帳に起用しようというアイデアはすごくいいなと思いました。ではどうぞ。

英単語の効果的な覚え方!マインドマップを使用した単語帳

手を動かしてマインドマップにすることで、ゴチャゴチャになりがちな頭の中の情報を交通整理します。マインドマップで、簡単に、すばやくずっと単語を覚えられるマインドマップ(単語帳)の説明をしていきます。

マインドマップで単語帳を作ると、何がいいんでしょうか?

先生のマインドマップ、ちょっと貧相…(失礼)

4つの枝(ブランチ)があるので、それを一つずつ、右上から順に①~④の順で見ていきます。

①engage- think - through

understand what you know(organize)と書いてありますね。
engageで、指輪が繋がった絵がかいてありますが、マインドマップを使うことで、覚えた単語をつなげて覚えることができる、ということです。そして頭の中から自分知っていることを考えて(think) 紙に書き落とせるということは、ちゃんとMemory(記憶)されたということ。つまり、自分が分かっていることを理解して(understand what you know)整理(organize)し、意味を通す(through)ことができる、ということです。

②Key points

次は鍵の絵のついている②について。What's  important(何が大事なのか?)にfocusすることができる、というわけです。思い出すために何が必要か?(何を勉強する必要がある?)もっとengageするには?何がKeyになるか?を書いていくと良いというわけです。ここを覚えれば…ここを調べれば…を忘れないようにするのですね。

③better memory

Better memory(良く覚える)、これが一番聞きたいことですよね。マインドマップ単語帳を使うことで、repetition(繰り返し) and focus(そして集中フォーカスする) することで記憶し、そしてassociate(関連付け)して覚えるため良く覚える(Better memory)ことができるんですね。人によっては、お金と時間を関連付けたり、お金と愛だったりと言ってましたが?(笑)そうやって関連付けることで、覚えやすくなるということです。

④fun color

単語帳みたいな、ただのリストで作ってしまうと、見ていて飽きてしまいます。だから色を使って作るのです。ロジカルな側面と、楽しい側面をうまく使うということですね。うーん、これはちょっと盲点でした。単語帳という概念が壊れましたね~。
この図↓でも、左側にある、リストと、右側のマインドマップだと、視覚的に訴えかけ方が違うのがお分かり頂けると思います。

先生:この前のパーティのこと覚えている?

生徒:うん!

先生:この前のテストについて覚えている?

生徒:いいや。

だから楽しいことで覚えたほうがいい。

ちょっと笑いました。

英単語の効果的な覚え方!マインドマップ単語帳の作り方、コツ

最後はマインドマップを書くコツについて触れてくれました。図の左側のリスト(赤枠でココと書いてある部分)ですね。先にも書きましたが、マインドマップを極めようとするとこれまた深いので、最低限これを守れば、いい感じのマップが書けるんじゃあないでしょうか?

  • Center (free)
    真ん中から書き始める⇒そうすると、自由にどこに書いてもいいし(free)、どんどん広がって書けるから。枝のようにして分岐させて、関連付けるといい。(↑の動画の人は上から下に書いてましたが、自分に合ったやり方を見るけるといいと思います。私もその時々で、まんべんなく広がったり上の方に広がったりします。どこに連想が膨らむかはその時々なので。要は自分が楽に書きまくれるのが一番です。)
  • Colors
    色というのは人生だよ。(なんかいきなり深い事言い出しました。)白黒だと創造力が働かないだろ?カラフルな方が目を引くよね。集中を助けるんだ。
  • Connect
    枝のように分岐させて書くことで、関連付けて覚えられる。それ(何が何と関連づくか)は、個々人で違うよ。(まさに自分のオリジナルの単語帳が誕生するわけですね)
  • Curved(engage)
    曲線で書くこと。これは些細なことのようだけど、直線よりも曲線のほうがより自然に近いから、より面白く感じるんだ。(これは同感です。マインドマップソフトって、曲線じゃないんですけど、私は曲線で手書きにしたほうが、絵みたいで想像力が働く感じがします。)
  • 1 word(focus)
    分岐には単語で書くこと。文章で書こうとすると詰まってしまう。1分岐に1単語を書くこと。(これは漏らさず書き起こすためのコツみたいなものですね。要素が混じらないようにすることで、書洩らしが無くなり網羅的に書き出せます。)

 

アインシュタインも、ガリレオも、レオナルドダヴィンチもマインドマップを使っていたそうです。これは使うしか…!

まとめ

英単語の暗記を助けるマインドマップ単語帳のご紹介でした。

マインドマップ単語帳を使うと…

  1. 自分の知っていることを関連付けて意味を通して覚えられる。(understand what you know,engage,think,through)
  2. 重要なポイントを漏らさず押さえられる(What's important and focus,key,points)
  3. 繰り返しと関連付けによって良く覚えられる(repetition and focus, better, memory)
  4. 色を使って楽しく想像力を使って覚えられる(fun and exiting,easy,color)

コツは…

  • Center:中央に書くこと。自分が自由に書けるスペースが大事。
  • Colors:色を使って書くことで想像力の助けになる。
  • Connect:分岐させることで関連付ける。
  • Curved:曲線で書いて、(自分の)目を引く。
  • 1 Word:1枝には1単語。

 

いかがでしたか?頭の中の図を書き出しすことで、もっと覚えるし、もっと楽しく、長く学べるマインドマップ単語帳。なかなか面白くないですか?シチュエーションごと(会議用、レストラン用etc)に作ったり、thesaurusで作っても楽しいかもしれませんね。ちょっと時間がかかるかもしれませんが、時間を作ってやってみたいと思います。作ったら、アップするかも?それでは、今日もありがとうございました。

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