英語の表現って単調になってしまいがちではないですか?まだ緊張しているのもあってか、なんだか同じ単語ばかり使ってしまって…。良く使う単語、そう、それはアレです!
そして、新しいことを学ばなくっても、この3つの冠詞を押さえれば上手に聞こえる!という冠詞の使い分けをご紹介。(冠詞だから、画像は冠なんです…)
英語の表現を増やす方法!Veryは使うな!
その単語とは、"Very"!!!
わかります。「超」使います。"I'm very tired.""I'm very hungry"などなど、簡単に使ってしまいます。
日本語でも、「超」なんたらとか「やばい!」で済まさず、いろんな語彙を使ったほうがいいのと同じですね。すごいときに便利な言葉ですもんね(笑)でも、それを使わないように気を付けることで、表現の幅がグっと拡がります。
Veryを使うな!use the different word!
今回は以下の単語についてそれ以外の表現を紹介してくれています。自分が何か、「Very~」って言いそうになったら、thesaurusか何かで同義の意味を見つけるのがいいかもしれませんね。好きの段階とかも調べたら面白そう。そういうのも集めてみたいですね。
Very short = brief
very boring = dull(stupid)<-but don't use often
very good = superb super(phenomenal,above average,excellent,superb and very good)
vert cold = freezing
very hungry = ravenous 発音⇒
very slow = sluggish
very fast = rapid or rapidly (quickly)
very tired = exhausted
very poor = destitute (lost home level)
(so strong word)
very rich = wealthy
very hot = scalding(scorching)
さて、あるスピーチで、ありがちなVeryを多用した文章。
ここでveryを使っている部分を他の単語に変えて話すと…。
スピーチがかなり知的で興味を引くものになっています。ううむ。恐るべし。
もう一つレベルアップした表現を教えてくれています。
Collocaiotionとは、英語の文法用語である単語と単語の良く使われる組み合わせ、自然なつながりのこと。(服なら着る、車なら乗る、辞書なら引く、など)自然な単語の組み合わせで覚えれば使うときにすっと出てきますよね。
名詞、動詞を調べたとき一緒に調べるといいかもしれませんね。それこそマインドマップの出番。
英会話で気を付けるべき3つの冠詞とは
さて、次に英語の表現と指摘をつけるべきは「冠詞」。カランメソッドでも、厳しく注意されます。
その3つの冠詞とは、a(an)/the/to。
a(an)/the/toの表現の使い方をきちんとするだけでも、英語が上達して聞こえる(上達する?)
これらの冠詞に気を付けるだけで、上手に聞こえるよ(うまくなるよ)というのです。
生徒は、「でも先生、(冠詞を省いたところで)言ってることはわかるだろ?」って言うけど、この3つの単語を省いてしまうことで、(話している人が)ネイティブじゃなんだなってことが分かるそうなんです。
あんまり気にしたことなかったですが、英語を母国語にする人には、その3単語って結構重要なんですね。ここを改善するだけで、10~20%は良くなるらしいです。
だからこれらの単語が何故大切なのかを、知っているだけじゃなくって理解していこう、という今回のお話。
冠詞a(an),theについて
不定冠詞(indefinite article)の前は、"a"、母音の前の"a"は"an"。
定冠詞(definite article)の前は "the"。
知識としてはご存知の方も多いのではないかと。
"a"っていうのは、一般的な呼び方。特別どれと指定してないってことですね。
"the"と言った場合、他とは違った何かをさします。つまり話している互いが共通の認識を持っている何かだったり、人だったりと言った具合に。
definiteといった場合はspecialでspecificなもののこと。I want the apple on my desk.と言ったら、自分の机のリンゴが欲しいのであって、他の場所から持ってきたものではだめ。
そのように、文章内に名詞が含まれる場合には、冠詞(article)の使い分け(a(an)/the)に注意しましょう。もしtell a woman って言ったら、そこらへんにいる全ての女性が対象になってしまうと思ったら。おお、これを知ると、あまり気にしないでいたらまずいということが分かりますね!(笑)日本語だと、その、とかあの、が付くか付かないかくらいだから、どうしても軽視しがちです…。
前置詞toについて
次は"to"。
toが使われるのは、以下の3つの場合。
- direction
- infinitive
- future
directionとは方向の場合。
infinitiveとは、次にくるのが名詞や動詞など不定の場合。
特に動詞に対しては、原型動詞のあとに動詞が来る場合は必ずtoを入れましょう。
verb(動詞)は怒ってる人でお互いのことが嫌い。『一緒には使えないから間にtoを入れる。』と覚えるといいでしょう。I want to go , I like to eat, I have to doなど。
動詞の後に動詞が来るものって限られている気もしますよね(like, want,have,)。これに関しては、toには~するための、とか目的、目標の概念を持っているとして覚えたほうが、しっくりくるんじゃあないでしょうか?動詞の間にtoをって覚えていると、何故toを入れるのか本質を分かっていないので(まぁこの先生も動画中でシンプルさを優先していて、文法的じゃないけど、文法好きな人怒らないで!って言ってました)、「1文に動詞は1つ」という基本を頭に入れて、「それ以外には何かしら(toなりingなり)つけなければならない」という感覚があればよいと思います。もちろん、助動詞(can, could, should,must)の場合には、toを間に入れてはいけません。だって助動詞であって、動詞ではないですからね。
そしてFuture。未来に関して言う場合に使う"to"は、I'm going toですね。これは80%の確率で行われる場合。かなり高い割合でやる予定の話ですね。ジャマイカに行くつもりで、飛行機もホテルもとって、ジャマイカの友人に連絡も取って…と言った具合。一方willの方は、やるか分からないけど、予定として考えているよ、くらいの確率です。
以上が冠詞と前置詞(a,an/the/to)の使い方でした。
これらに気を付ければ、英語の会話が良くなって、友達に「あれ、英語よくなったね」と言われるでしょう。そうしたら、「新しいことは何にも学んじゃいないけど、自分が持っているものの使い方を理解したんだ」って言いましょう。
えーこれだけで、ほんとうに?って思いますよね。本当かしらん。気を付けて話すようにしてみます。
さて、これの練習方法は、
Find a few sentences with "articles" and the preposition "to", and repeat them until it is natural for you.(冠詞と前置詞toを含む文章を見つけて、自分になじむまで繰り返す)
でました、繰り返し(いろんなところで出てましたね)。口で覚えるということですね。Linking soundで何も考えなくても口から繋がってぽろっと出るのが理想ですねー。たくさんの文章をおぼえなくていいので(2,3の文章でも)そしたら文章を増やしていけば、そのうち自然と会話の中で冠詞を使いこなせるようになるでしょう。
最後にちょっとテストをしてみましょう。
- __ man who asked you out is my brother.
- It's __ good day when I get free money.
- She is __most important person in my life.
- Can we go __ the zoo tomorrow?
- ___ letter "A" is __ first letter in the alphabet.
=回答=
The:私の兄弟だから互いに認識がある
A:一般的な意味でdayが使われているから、かかる冠詞は"a"
The:人生で特別な人だから。
to:場所にかかるので。
the,the:"A"はみんな知っている文字だし、「最初の」特別な文字だから。
あれー最後の問題、最初もTheなんですね―間違いました!
とっさの場合、theと言うべきところを適当にaと言ってしまうことは多々あります。意外と大事なんですね。。。。勉強になりました。
まとめ
英語表現が上達する方法についてまとめました。
- Veryを使わない
- 冠詞a(an)/the/toの使い分けをきちんとする。
知っていることを「ちゃんと使う」だけで、上達できるんですね。丁寧に「使おう」と思いました。