頑張っている人を応援したいとき、仕事で部下をほめたいとき、スポーツ観戦に行ったとき、どういう風に激励したらいいのでしょうか?そして、相手がうまくできた場合は、どう褒めてあげればいいのでしょうか?
特にアメリカの人はとにかく人を良く褒めるそうです。人を褒める自然なフレーズについて学んで、相手のヤル気を引き出しましょう!
英語で相手を応援・激励したいときのフレーズ集
今日はロサンゼルスNo.1の人気英語教師の方の動画から。
頑張ってね!と言いたいとき、何と言っていますか?
実はDo your best!はあまり自然な表現ではないそう。それよりもっと自然な表現とは?状況によって表現を使い分けます。
- これから何かに挑戦する人に向かって
- 既に何かを頑張っている人に対して
- スポーツ観戦にて
状況1:これから何かに挑戦する人に対して
以下の3つの表現があります。
- Good luck!
- You can do it!
- Break your leg!
Good luck!
これから何かに挑戦する人に対しては、
これは、「幸運を祈っている」という意味ですが、頑張ってね、という意味で使います。
頑張る対象を入れたい場合は、以下の前置詞を使います。
Good luck with___(例:your presentation)
Good luck on____(例:your test tommorrow)
Good luck in_____(例:Los Angeles)
You can do it!
あなたなら絶対できるよ!(相手ができると信じてる!) You can do this!も同じ意味。
I know, I'm sureを頭に着けると、より確信が強まった表現になります。
Break a leg!
これからパフォーマンスをする人に対してかける言葉。主に舞台関係のパフォーマーに対して、Good luckと同様の意味で使われます。むしろ舞台関係者に対してGood luckは良くないらしいです。あまりないかもしれないですが^^; Legは単数形で用いることに注意。
表現の由来は
- カーテンコールで何度も足を折り曲げてお辞儀をするように
- 観客が舞台に満足して投げたおひねりをたくさん拾えるように、など、諸説あります。
指をクロスする、「幸運を祈る」ジェスチャーですね。
状況2:既に何かをしている人に対して
既に何かをしている人に対して、「頑張ってね!」「これからも引き続き頑張ってね!」と言いたいときには、
- Keep it up!
- Keep up the good work!
その調子で頑張ってね!
もしくはKeep up the good work!
このgoodの部分は、greatやwonderfulにしてもいいです。
物事がうまく行っていなくて辛くて厳しい状況にある人に対する励ましの表現は、
- Hang in there!
Never give upと同じ意味を持ちます。
頑張れ!もうゴールは目の前だ!
You can do it! 絶対にできる!(がんばれ)
You can do itは状況1でも出てきましたが、状況2でも使えます。これは組み合わせで使うことが多いそうです。
Don't give up, you can do it.
Hang in there! I know you can do it. といった具合。
状況3:スポーツ観戦にて
スポーツでの応援の仕方をおまけに。
- Go___(応援しているものの名前)!
- Let's go______(応援しているものの名前)!
Go! GO!GI○NTS!(笑)
- Come on_____!
もうちょっと頑張れ―!
これには、おい、しっかりしろよー!何やっているんだーというニュアンスも含まれています。これも映画とかでよく見る気がしますね。
英語で相手を褒める場合のフレーズ集~さすがだね!~
褒められて嫌な気になる人はいないもの。相手のことを自然に褒めて、互いに高めあいたいですよね。
応援して、相手が無事にやり遂げたとき、こうやってほめてあげてください。
さすが!
- I knew you could do it!
成し遂げた事に対する喜びを示すと同時に「君ならできると信じてた!」という意味合いが含まれています。 - Only you could've done that!
さすがだね、それはあなたにしかできないよ。 - I knew you had it in you!
(それを達成できるだけの)能力と根性があることは知っていたよ!
- You got accepted to University of Tokyo?
I knew you could do it! congrats! - What a goal!
Only Honda could've done that! - You completed a triathlon? That's awesome!
I knew you had it in you!
- That's ___ for you!
彼にはそんなの朝飯前だよ!(そんなことできること知ってるよ)
空欄には人名や、食べ物、場所名などを入れます。●●くん、さすがだね!
- That's an American steak for you! It's huge!
さすがアメリカのステーキ!でっかいね! - That's teenagers for you. They never get tired.
さすがティーンエイジャー。疲れを知らないね。
- I wouldn't expect anything less from you.
周りから高く評価されている人やモノが、期待通りの結果を出した場合に使われる。さすがだね。あなたならこれくらいのことやってくれると思った。一般的に、先輩⇒後輩、もしくは上司⇒部下に対して用いられることが多い。
I would expect nothing less from from you.という表現でも同じ意味。 - That's impressive! or That's awesome!
何かすごいことを成し遂げた場相手に「さすがだね」という場合。impressiveの方が強い表現。感動した!とも訳せる。
まとめ
さて、今回は、頑張って!と相手を激励するフレーズと、その結果に対して褒めるフレーズについて勉強しました。相手の能力を引き出して、お互いにとって円滑なやり取りができるように、自然に相手をencourageしたいものですね!
今回紹介した動画を作成している方はロサンゼルスで人気No.1の英会話学校の校長先生です。教材も作られているので、チェックしてみてください^^ ⇒ Hapa英会話 完全版