英会話が上達するには、そして流暢に話せるようになるには、どういった方法で勉強?したらいいのでしょうか?
実は勉強(練習)ばかりすればいいってものでもない?
英会話上達のための3つのヒント
今日もこの男性の映像から
まず挙げられた3つのヒント
- 自分が使うシチュエーションに特化する
- 文法よりも語彙にフォーカスする
- 個々の単語ではなく、フレーズで練習する
一つずつ見ていきたいと思います。
自分が使うシチュエーションに特化する
これはここ(⇒20時間で習得する)とここ(⇒早く上達するコツ)でもあったので繰り返しになりますが、自分の使う範囲から勉強するということですね。範囲を絞ることで自分の集中力もそがれません。自分が実際に英語を使うイメージがわきますし、実践力が身につきます。是非ご自分のシチュエーションで使うであろう、フレーズや単語を書き出してみてください。
文法よりも語彙にフォーカスする
これは本当にそうですよね。
なぜなら、「単語だけでもコミュニケーションはできるから!」
文法だけ分かっていても、コミュニケーションはできないですよね…(⇒学生は文法は完璧だけど話せない)しかも、文法正しく理解しているのは2割だというし。実際、そんなに使わないそうです。
文法も大事だけど、一番大事なことじゃなく、自分のシチュエーションで必要な単語を学ぶことが大事なのです。
個々の単語ではなく、フレーズで練習する
組み合わせはたくさんあるようで、日常的、もしくはあなたの望むシチュエーションで使われるフレーズというものは、限られています。いわゆるよく使われるお決まりのフレーズというものをピックアップして、それに慣れましょう。そしてそれを身に着けていくと、どんどん簡単になっていくそうです。フレーズで覚えておけば、文法に頼る必要もありませんしね。
自分である程度は英作文できたほうが表現の幅は拡がりますが、よく使うパーツは組み立てて、もう頭の中に入れておけば文を創るものも楽ですね。
フレーズ集はたくさんあるので、あ、これよく自分よく言いそうだなーってものをピックアップして自分用のフレーズ集を創るとよいと思います。私も自分のシチュエーションで使えそうなフレーズ集を創ろうと思います。
これを聞きながら、日本語が流れた瞬間に英語で話すといいかもしれませんね。
(ただ翻訳になっちゃうから、できれば英語だけで繰り返すほうがいいと思います)
こっちのほうがBetter?
お試しください。
英語を流暢に話せるようになるは…やっぱり使うこと
続いてこちら。
筋トレを例に挙げて説明してくれていますが、筋トレって、筋肉にストレスを与え、筋肉が修復するときに筋力がつくってことはご存知だと思います。そのとき与えるストレスっていうものは軽すぎてもいけないんですよね。軽すぎるダンベルを上げても、筋肉はつきません。自分の限界を超えたストレスを与えることで、それを修復することで、どんどん強く鍛えられていきます。
英語を話すようになることも、何かをできるようになることも、筋トレと同じです。集中的な勉強をすること。
おすすめのテクニックはとにかく(⇒シャドーイング)
英会話に効果的な練習方法とは…リラックス?
でも、それだけじゃダメなんです。
筋トレも、筋繊維をストレスで切断したあと、それを修復する(筋肉を育てる)ために休む期間を持つと思います。つまり、集中した負荷をかけたトレーニングと同じように、休息(リラクゼーション)も大切だということです。
1993年に心理学者のリサーチで以下のようなものがあったそうです。
ヴァイオリニストのチームがあったのですが、優良な人と、ワールドクラスレベルに顕著に上達した人に分かれたというのです。チームメンバーはみんな、練習熱心で、たくさんの練習量をこなしていました。
その二つのグループの違いが何なのかを調査すると、「リラクゼーションの有無」「その練習内容」だったというのです。
ワールドクラスのヴァイオリニストの練習法とは、練習量はかなりあったとはいえ、前者に比べるとその練習時間は短いものでした。 しかし、彼らの練習はとてもとても短く集中して、かなりフォーカスを絞っていて、激しい練習でした。優良ヴァイオリニストの練習は、彼らのものほど強烈で激しいものではなかったのです。
つまり、「長い時間練習するよりも、短い時間集中した練習をして、リラクゼーションの時間を取るほうが効果的」というわけです。集中力があるときに一気に身に着けるという感じでしょうか。
これは通常の仕事にも当てはまりますね。だらだら残業するよりも時間内に片づけて、家で休む時間を取ったほうが、Best conditionを保てて、かえってBest performanceできますもんね。そこを切り替える勇気がないと、だらだらと働いてしまうのですが…(経験者)。
まとめ
- 英語を流暢に話すためのコツと、練習方法についてまとめました。
- 3つのコツ
- 自分の使うSituationに特化する
- 文法よりも語彙にFocusする
- 単語ではなくPhraseに慣れる
- 自分にはちょっと難しいかな、くらいの負荷のかかる練習を
- 負荷のある集中した練習を短時間して、練習しない時間(Relax)も大事にする。(要はメリハリですね)
長時間の緩い練習よりも集中的に、しかも範囲を絞った勉強(練習)が効果的ということが分かりました。集中した練習のあとは、リラクゼーションも忘れずに♪