今回はTEDのビデオから。「あらゆることをサクっとできるようになる方法」をご紹介。ジョシュさんは子供を授かって人生が一変。自分のための時間が少なくなってしまいました。人生とはやりたいこと満載で忙しいのです。ある説では、物事を「できるようになる」ためにかかる時間は10,000時間!「10,000時間!?そんなに時間かけてらんないよ!」というジョシュさんが主張するのは、「あることを身に着けるにはなんとたったの20時間でいい」ということ。え、ほんと!?
ある程度できるようになるには20時間あればいい!
英語で考えるには、翻訳をしないということなので、今回からは書き起こし翻訳をしません。要点だけをまとめています。もし今日はまだ英語に触れていないよという方は、是非ビデオをご覧になってみてくださいね!
ちなみに、「10,000時間の法則とは、ある専門分野でTOPを取る為」に必要な時間であって、「何かができるようになるためにかかる時間」のことではないそうです。
さて、20時間というのは、毎日45分で一ヶ月です。あれ、3ヶ月もいらないんですか?(笑)それはうれしいですね。しかし、やみくもに20時間練習するのではなくて、効率的に、知的に時間を使わねばなりません。20時間をできる限り有効に使うこと。そのためにやることは、次の4つです。
1.スキルをSmall piecesに分解すること。
正確に何ができるようになりたいのかをまず、決めます。そうしたら、そのスキルを細かく分解していきます。私たちがスキルとしているものは、実際は様々な異なるスキルから構成されています。それを細かく分解していくと、どの部分が自分の目指すことに最も効果があるかが見えてきます。重要なところから練習していけば、最小の時間でうまくなれます。その部分を、最初に練習するんです。
少しここで言ってることに似てると思いませんか?
2.Self-correct(自己修正できるだけ学ぶ)
学ぼうとしていることについての情報源を3-5個入手します。本やDVDなど。それを読むことで、練習から逃げてはいけません(笑)
これを読んでわかったら、練習しよう。みたいなのは私もよくやります。でもそれって確かに先延ばしです^^;
実際に練習しながら自己修正していく上で、「必要なだけ」学ぶのです。学習とは、間違ったときに、それに気づいてやり方を変えられるように、するものです。
これはちょっと目から鱗だったんですけど、まず勉強から入りがちなんですが、そうじゃないんですね。まず実践なんですよ。実践してみて、自分の修正に必要になったことを学ぶ。この順番なんですね。
3.Remove destractions
意思を持って練習の気をそがれるものを排除すること。テレビやインターネットなど。
説明不要ですね^^;
4.Practice at least 20 hours
少なくとも20時間はそれを練習すること。下手すぎて、自分でもそれが分かっているから苛立ってしまう、「苛立ちの壁」と僕が呼ぶものがある。自分が馬鹿だと感じてしまうから。でもそれを感じることは練習することの妨げにしかなりません。やりたいことが何であったとしても、少なくとも20時間は練習する、と決めること。そうすることで、そのいら立ちを乗り越えて練習に取り組むことができます。
間違いを恐れるなってことですね。間違っても下手くそでいやになっても、とりあえずは1日45分を1か月続けてみよう。そこで何が現れるかな?そのあとで、辞めても遅くはないですよね。
まとめ:「頻出する非常に大事なことは少数」それを押さえること
これ理論を証明するために、ジョシュさんはやりたかったウクレレを練習し、見事披露してくれていました(笑)それに費やした時間は、20時間!ポップソングメドレーを歌い切りました(拍手)。
ジョシュさんはまず、練習をするための環境(楽器を買う、コードを調べる)を整え、ウクレレの練習を始めました。ギターをされる方はご存知と思いますが、コードってたくさんあります。ウクレレもコードが何百もあったそう。そこでジョシュさんはひるんだんですが、曲を見ていると…同じコードが繰り返しでてくるではありませんか!
ここは、ちょっと英語と似ていますよね。というか、何事を学ぶにしても、それが共通のことのようです。すわなち「少数の非常に大事なことが、頻繁に使われる。」それを繰り返し練習すればよいのです。
新しいことを習得することを妨げるのは、知力ではなく、コツを学ぶ過程でもなく、私たちの感じる恐れという感情だとジョシュさんは言います。新しいことを始めたときに自分が馬鹿みたいに感じられる。その感情的な障害が邪魔をするのです。しかし、何であれ、20時間を割り当てる!と決める。そうすれば、それ(恐れ)は問題ではなくなります。たったの1日45分、それを1ヶ月です。
聞きましたか、3ヶ月もいらないんですよ、やりましょう!